Tile Repair

タイル補修解説|浮き・剥落を防ぐメンテナンス

外壁タイルの浮きや剥落は、落下による事故のリスクにもつながります。調査方法と補修工法をわかりやすく解説します。

目次

  1. タイル補修が重要な理由
  2. 調査方法
  3. 主な補修工法
  4. 補修のタイミング
  5. よくある質問

タイル補修が重要な理由

外壁タイルは意匠性・耐久性に優れる仕上げ材ですが、下地との接着力が経年で低下すると「浮き」と呼ばれる状態になります。浮きを放置すると、地震や気温変化の影響でタイルが剥落し、通行人や駐車車両に被害を及ぼす事故につながるおそれがあります。管理組合には、こうした事故を未然に防ぐ管理責任があります。

調査方法

タイルの浮きは、外観からは判別が難しいことがあります。代表的な調査方法として、打診棒でタイル面を叩いて音の違いから浮きを検出する「打診調査」や、太陽光による温度差を利用してカメラで浮き部分を検出する「赤外線調査」があります。建築基準法に基づく定期報告制度でも、竣工・改修から一定年数が経過したタイル外壁には、全面的な打診調査等が義務付けられる場合があります。

主な補修工法

樹脂注入工法 浮いた部分に注入口を設け、エポキシ樹脂を注入して下地に接着させる工法。
ピンネット工法 樹脂注入に加え、ステンレスピンとネットで補強し落下を防止する工法。
張り替え 浮きや欠損が著しい部分のタイルを撤去し、新しいタイルを張り直す工法。

補修のタイミング

浮きの範囲や程度によって適した工法が異なるため、まずは調査で状況を正確に把握することが重要です。軽度な浮きであれば樹脂注入で対応できることが多く、劣化が進行している場合は張り替えが必要になることもあります。大規模修繕工事のタイミングで、外壁全体の状況をまとめて確認・補修することが効率的です。

よくある質問

Q. タイルの浮きは自分で見つけられますか?

A. 目視だけでは判別が難しい場合が多く、専門的な打診調査や赤外線調査での確認をおすすめします。

Q. 一部だけタイルの色が合わないことはありますか?

A. 既存タイルと完全に同一のものが入手できない場合、色味が多少異なることがあります。事前に可能な限り近い色・柄のタイルをご提案します。

Q. タイル補修は義務なのですか?

A. 建物の規模や竣工年数によっては、建築基準法に基づく定期報告で外壁の調査が義務付けられる場合があります。詳細は個別の建物状況によりますので、お気軽にご相談ください。

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